Works

墨時墨時

  • Cafe/Bar
  • Azabujuuban, Tokyo
  • 2011

Concept

昭和の記憶を紡ぐ空間
早いもので、僕も独立して20年が経ち麻布十番に事務所を構えてからでも、10年を数えます。この街で多くのお店をデザインさせて頂き、また実際にこの街に暮らしてみて学び、感じることがたくさんあります。
その昔、陸の孤島と言われていた麻布十番が大江戸線や南北線が乗り入れ六本木ヒルズができて賑わいを取り戻し、活気に満ち溢れています。元々、僕の知る麻布十番は広尾や元麻布の高級住宅街で暮らす人々の日常を支える台所のような場所でした。そこに交通網や新しい商業施設が点在して点から線に繋がることで、より大勢の人たちが訪れる場所にこの10年で変貌してきた街と言えます。そんな新しいモノや文化を寛容に受け入れ進化するこの街にただ消費を促すモノではなく、訪れる人たちに長く愛されるお店を創りたい!そんな思いから初心に戻って、都内で長く営業されている老舗の飲み屋さんを、オーナーと一緒に飲み歩くことから始めました。そこで感じる心地良さや会話…使い込まれた家具やうつわ…カタチではなく空気感をオーナーと共有しながらデザインしました。大都会にいながら昭和の人と人の繋がりを想い出させるような下町情緒を感じれるそんないいお店になったと思います。

Information

墨時

東京都港区麻布十番3-3-1 三喜ビル2F

  • 商店建築 12月号に掲載されました。

    2012年12月
    墨時 P118-120
    商店建築社

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